仮面。

手から滑り落ちた財布は。


カシャン


安っぽい音を立てて地面に這いつくばった。



なんだか自分のようで。



…なんて、ただ言ってみただけ。







とある決着がついた。

それを傍観していた。


なんだろう


いつもなら「ズーン」とか言うところだけど、

そうではないのは。



落ち込んでいるとか、そんなんじゃない。

よく、分からない気持ち。



嬉しいとか、悲しいとか、違う。



悔しいのか？



おこがましいとは思いつつも、上手くいく事をいつも望んでいる。

自分の事なら、いくら失敗しても立ち直れる。

そうやって来た。

時に無理でも。




でも、他人は。


結局してあげれる事なんて、ちょびっとしか無い。

それ自体が不必要の事もある。

それでも何かしてあげたいと思うのは、何なのだろうか。

おせっかいだろうか。





そんな事を思いつつも、

何かしようとしては、何もできない自分を感じるに辿り着く。



滑稽だろうか。

誰か笑ってくれるなら、それもいいかも知れない。



だけど、なんなんだろうか。

本当は言いたい事なんてまとまってない。

ただ、いつものように書きなぐってるだけ。

ただ、やっぱり悔しいんだと思う。

自分が出来る事なんて限られてる上に、立ち入るべき所じゃない事もある。

でも、上手くいかない事を見ると、

何も出来ない自分に腹立たしさを感じる。

変わってないんだと感じる。





何言ってんだろな（´∀｀）

また訳分からない文章を書いちまったぜ。










人はいくつ仮面を被っているんだろうか。

透けて見えそうな薄っぺらい仮面。

分厚く、決してその奥を見せない仮面。

いろんな仮面を付け、付け替え、重ね、取っていく。




人は仮面を探りあい、剥がし合い、新たにまた被る。

そんな繰り返しをしてるのかも。


でも、それはあくまで仮面だから。




最後の一枚を取って素顔を見せるのは、とても難しくて。