11/2～11/3の記憶②

とにかく徹夜明けの光は眩しい。

自転車のカゴに一つ、背中に二つのカバン。

こんな条件下でも、かえってこんな状態の方が自転車は早い。

なぜだろね。

火事場の馬鹿力かしらね。

確かに気が抜けると力は出ないけど。




そのまま大学には行けぬ。

駅前でレンタカーを借りる。

暫くぶりの車。

合宿でも二度お世話になったヴィッツ。

相変わらずこいつのアクセルにはなれない。

踏み出しの加減が難しい。

「ぶぉうんっ」




大学に着けばもうお祭り状態。

あちらこちらに人がわんさか。

そんな中カバン三つのジャージ＆サンダル男がテクテク。




まずは茶道部。

こちらの方が丸部より十五分集合時間が早い。

といっても、それほど人数はそろっていない。

ま、そんな事はどうでもいい。

丸部には少し遅れてもいいかと思うものの、

今回は心配なので時間通りに行こうか。

とすると１５分しかないやんね。

毎年茶道部のこの茶会はろくに手伝えなくて申し訳なひ。

できるだけの事をしていこう、なんて思っても

ホント大した事もできず、一時サヨウナラ。




主将が進行に関して色々修正があるとかないとか…で、

早く来たほうがいい。

なーんて言ってたものの、

やっぱりこっちも人の集まりは悪いね。

結局リハも大分遅れてすることに。



リハの途中を抜け出し、

胴着→スーツ

でお茶点て。

何が困るって、


（（（手が震える）））


緊張なんか、殆どしてない。

じゃ何かって、


睡眠不足


デスヨ。

もう毎度の事で慣れたもんです（慣れるな）。

いくら慣れてもそれを無くす事が出来ないんですけどねー。


何箇所かあからさまに間違えたトコロもあったけども、

そこは場数やら何やらでスルー表情もスルー。

最大の間違いは抹茶粉入れすぎて溶け残りが…。

正客（しょうきゃく：一番初めに座るお客さん）

が家の親だったので良かったのやら悪かったのやら？




お茶を一席だけ点てただけで、ここでの仕事はオシマイ。

次はレンタカーでお迎えと食事会！

茶道の先生と余裕こいて話してたら大学祭の渋滞にハマった（汗）

その辺は他の人のフォローもあって何とかなりましたよ。

色々あせったけど。

そこでの教訓は、

「下調べは念入りに」

したつもりでも穴がありました…そ…そんなトコロに…？？




その後の食事会は、

沈黙

が最初優勢でした。

な、何か話をしなくては！！！（（（泣）））

接待してる…んだよね？する…んだよね？

ヤバイヤバイヤバイ。

OBさんが話題を振り、

先生が返事をし、

沈黙。

ぎゃあぁぁぁぁぁぁ…。





と…取りあえず、連携を取らなければ…。



受けて、返す、受けて、返す。



お、何か話が盛り上がってきた！？



受けて、返す、危なげに受けて、返す…



な…なんとかいってる？？最初の地獄が嘘のようだ（死）



受けて、返して、…お？？



食事中にしてはいけない話をふ（誤爆）



…その後盛り返せたのはホントに良かった…。

何度思い返してみても、

あの失敗は戦慄。

無事に切り抜けて本当に良かった（泣）





まぁ、本当はこの最中に常に正座と戦ってたのですけども。

シビレタヨ。

あとはー、主将の補佐役というか、

その場の四人の中で一番位が低いのでお茶を入れる訳なのですが、

OBさん「さすが茶道部」

のようなお言葉。

それは嬉しいのですが、

茶道部では急須に手を触れません（爆）




そんなこんなで食事会も無事に終了でしょか。

緊張の余り（？）主将は食が進まないようでしたが、

誰がいようとも、誰といようとも、

私はそんなの関係無し。



しかし…、

会計として支払いを済ませ、

先回りし車を入り口に用意。

…とか、なんで一人でやらにゃならないんだろネ。



つづく（まだ！？）